マビノギに限らず、ゲームをしてて突然落ちてしまう人結構いますよね。
道中はもちろん、ボス倒してさあ報酬開けようと思った時に落ちてしまうあの悲劇!
理想はゲーム用に品質が高く安定したパソコンを使うことですが、
今あるパソコンでもある程度は改善できるし、特に下の方のソフトウェア編は是非やってみて下さい。
ハードウェア編
マビノギしていて良く聞くのが「メモリが足りないから落ちる」とか「VGA(通称グラボ)が弱いから落ちる」とかですが、
全然そんな事はありません。
大切なのは品質です。
逆に言えば、低品質なメモリだと積めば積むほど不安定になります。
自分でパソコンパーツを買ってきて組み立てる人は少なからずそういった知識もあるので、
特にゲームをする人は安定性を重要視しています。
そういう人はマビノギしていても全然落ちません。
現に私も自作PCを使っていますが、何年もマビノギをしているけど落ちた事は数えるほどしかありません。
マビノギFantasyLifeでは2013年9月のアップデート以降、落ちる人が急増しているようですが、
私はまだ1回も落ちていません。
自作PCを使っているフレも同じく落ちていません。
英雄伝に至っては1回たりとも落ちたことがありません。
そんなこと言われても分からないよ!という人の方が多いので落ちる人も多いわけですが、
パソコン買い換えるならでも書いているように、
ドスパラ
が販売しているゲーム向けPCは、
品質の高いパーツで構成されているので比較的安心して使えます。
ちなみに、極端に安いやつは大体どこのショップでもコストダウンのために安価なパーツが使われているので、ゲーム用としてはおすすめできません。
何かのソフト使ってて強制終了されるとか落ちるとか「普通」はないのですが、
安価なパーツで構成されたパソコンを使ってる人が多いので、強制終了されるのが「普通」になってるんですけどね。
■ メモリ
基本的にはメジャーブランドを薦めています。
ほんとはその中でも2社に絞っておすすめしてるんですが、
あまり絞ると他のメーカーにぬっころされるんで書きません。
DCで使いたいんで2本1セットとしても、
できればそれのみで完了させたいです。
モジュールは増えれば増えるほど不安定になりやすいからです。
シーン切り替え時にスワップしても構わなければ1GB×2の2GBもあればできます。
まぁ今時そんな少ないメモリ買う人もいないので、
4GB×2の8GBが妥当なところですね。
DCにする必要がなければ4GB1本でも十分です。
DDR2の頃から発熱がヤバイ感じになってきているので、
メモリクーラーやメモリ用ファンも考えたいところです。
今すぐできる方法としてはCPUクーラーから離れた位置に付けると少しマシです。
■ VGA
個人的に思うのはローエンド〜ミドルエンドあたりの「ヒートシンクのみ」のやつはヤバイです。
何とは言いませんが、以前結構シェアのあったVGAカードでヒートシンクのみの物が軒並み熱暴走してました。
それ以来ゲームするのにヒートシンクのみのタイプは全くおすすめしてません。
ファン付きなら安心かと言えばそうでもなくて、
ケースファンをろくに付けていない場合では、「ファンが付くほど高発熱なVGAチップ=ケース内温度が過剰に上がる」となるので、
各々のパーツ、特に重要なチップセットに影響を及ぼします。
この場合うるさくなっても良ければ回転数の速いケースファンを付けるとかで改善できます。
そういうこともあってPC的に結構しんどいゲームをする場合は、
案外高スペックなVGAカードでも安定したりします。
これのみを見て「VGAカードが弱いと落ちる」と思う人も多いのでしょうね。
高スペックなVGAカードの場合、自身の熱を排気する為のブロワーファンタイプがほとんどなため、
ろくにケースファンが付いていないパソコンでもまだマシに動きます。
ただ残念なのが電源ユニットがしょぼくて落ちる人も多いです。
その辺も含めるとファン付きミドルクラスでPC全体の冷却をしっかりする方が、
全体的に見れば安定するとも言えます。
■ 電源ユニット
Core-i7や高スペックなVGAカードを使う場合、電源ユニットには相当お金をかけるべきです。
高けりゃ良いってもんじゃないですが、スペック上の出力が高いだけの安い電源ユニットはヤバイです。
これもメーカー依存な部分もあるのでどれがいいとは書きませんが、
80PLUSにこだわらない方がいいです。
そもそも80PLUSは変換効率、つまりいかにロスが少ないかを測る認証なので、
安定しているかどうかというのは関係ありません。
電気代安くしたいなら80プラチナでも買えばいいですが、
安定指向ならCPU、VGAなどの+12Vがそれぞれキッチリ取れるやつの方が安心です。
■ マザーボード
これもメーカー依存なところがあるのですがそれは置いといて、
基本的には「無駄な機能が多い物ほど良く落ちる」と思っていて間違いないです。
つまり、シンプルなマザーほど安定しやすいです。
あと、コンデンサーは一般的にアルミ電解より固体の方が良いとされてるし確かにそうなのですが、
無駄に国産であるとか105℃品であるとかにこだわる必要はありません。
もちろん国産の方が品質が一定していいし、85℃品よりも105℃品の方が高耐久なんですが、
そうでないものにも高品質な物はあります。
極端に言えばウルトラ高品質なアルミ電解で海外メーカーの85℃品の方が安定するかもしれないという話です。
1個1個の電子部品の品質にこだわるなんて現実無理なので、
シンプルで定番のマザーさえ選んでおけば部品にはそこまでこだわらなくても良いという感じです。
それでもまぁ未だに全てアルミ電解載せてるマザーもどうかとは思いますけどね。
ソフトウェア編
最も効果の高い方法は、OSクリーンインストール後最低限必要なドライバとソフトウェア、やりたいゲームのみを入れた状態で使い続ける事です。
ゲーマーの多くはそうしてます。
で、それ以外のソフトは別PCで使うわけですが、いきなりパソコン2台用意してられないので、
いずれ新しいパソコンを買った時にそうします。
パソコンって壊れて買い換える人も多いのですが、
できれば速い段階でゲーム用に買い足して、古い方はそれ以外のソフト用にする方がいいです。
もうひとつの方法は、リムーバブルでゲーム用とそれ以外用で分ける方法です。
OSとHDDがワンセット必要になりますが、買い足すよりは安くなりますし、パソコン2台並べなくてもいいので、部屋が狭い場合でもおすすめです。
それ以外では以下の方法が基本です。
■ 常駐ソフトの無効化
例えばスカイプなどのメッセンジャー系のソフトを常時使うわけでなければ自動起動しない設定に変えます。
それ以外では検索やファイル名を指定して実行から「msconfig」で起動するシステム構成ユーティリティで、
必要のないソフトを無効化します。
実行ファイル名だけを見ても分かりにくいのですが、パスを見れば分かる物も多いのでそこで判別します。
ただここでチェックを外したものでも、再起動するとちゃっかり元通りに戻る物もあります。
その場合は面倒なのでもういいです。
■ 必要のないプロセスの無効化
Ctrl+Alt+Delで表示できるタスクマネージャーのプロセスタブから、
必要のないプロセスを見つけ、起動しているところを停止します。
これはシステム構成ユーティリティで無効にすることで止まるものもありますが、
そうでないものもあるので「何が動いているか」を確認する手段です。
■ 必要のないサービスの停止
ガチガチまでやるなら全てが対象になるのですが、
最も最初にやるべき事はWindowsに必要のないサービスの停止です。
簡単に言えばインストールしたソフトが動かしてるサービスです。
ドライバインストール時に入ったサービスなんかも止めても問題はありません。
ドライバ自体は普通に動きます。
この辺はまだいいのですが、それ以外のソフトが動かしてるサービスなんかもう嫌がらせとしか思えません。
そりゃセキュリティアプデ系はまだいいにしても、
宣伝目的のやつとかもうね・・・。
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